感じる心・感覚
私達は感じる心、感覚を持って産まれてきます。
その感覚は生まれ持った個性や生育環境でそれぞれの性格となるようです。
それが調和の取れたものならば美しく良いのかもしれませんが…
時には環境汚染や、執着、競争、支配などで感覚が鈍り、悲しいかなエゴという鎧を身にまとう事もあります。
自身も重ね着のようにエゴを身に纏っておりましたし、まだ裸族にはなれていませんので早々に脱ぎ捨てていきたいところです。
裸族になっても内側からの輝きで、ひ・み・つの部分だけ守秘できるようになれたらどんなに身軽になるだろうか⁉と、妄想しつつ。(笑)
今できる限り自分の機嫌を自分でとり、調和をとりながら日々を過ごしていきたいものです。
【魔法のカギしっぽ】
しんちゃんはおばあちゃんのお膝の上で丸まっています。
暖かいタオルで顔を拭いてもらい、とてもいい気持ちで眠ってしまいました。
カギしっぽとおばあちゃん
むっちゃんは今とってもドキドキしています。
「あと1匹居るはずなのになかなか生まれないわ。病院に行って診てもらいましょう」
むっちゃんは4匹の子猫を産みました。
でも、むっちゃんのお腹には5匹の子が居ることが”レントゲン”で分かっていたのです。
ママのお腹の中でスヤスヤ眠っている仔猫は「ドックンドックン」いつもより早く大きな音で目を覚ましました。
(なんの音?)
すぐにママの心臓の音だと気が付きました。
続いて聞こえてきます。
「…までに生まれてこなければ手術をしないと…」
子猫があたりを見ると兄弟達はもう居ないのに気づきました。
本当はママのお腹の中でずっと眠っていたかった仔猫ですが、ママの一大事です!
瞬時にママのお腹から飛び出しました。
生まれてきた仔猫の体はとても小さく、しっぽは折れ曲がっていました。
兄弟達はモリモリ食べてスクスク成長しますが小さな体の仔猫は少しのごはんをゆっくり食べるのが精一杯。
やせっぽちで何をやってもビリッケツ。
いつも折れ曲がったしっぽをゆらゆらさせながら兄弟達が追いかけっこをしているのを眺めるだけ。
「こんにちは!」 「あら、チヨさんいらっしゃい!」
時々ここにお手伝いに来るチヨおばあちゃんの声が聞こえ、むっちゃんはすり寄っていきます。
チヨおばあちゃんはむっちゃんと仔猫兄弟を順番に優しくなで、特別小さい仔猫を見て「カギしっぽちゃん」と言いながら撫でてくれました。
チヨおばあちゃんは猫が大好き。時々猫ハウスでお手伝いをしています。
今日もお手伝いを終え(さあ帰ろう)バッグを持つと
そこには”カギしっぽちゃん”が丸まって眠っています。
(まぁ!いつの間に?どうやって?)不思議でしたが
「もう歳だからうちでは飼えないのよ」
おばあちゃんは呪文のようにつぶやきながら”カギしっぽちゃんを寝床に戻して帰りました。
でも”カギしっぽちゃん”はおばあちゃんがお手伝いに来るといつもバッグの中で眠ります。
とうとうおばあちゃんは”カギしっぽちゃん”を”しんちゃん”と名付け一緒に暮らすことに決めました。
しんちゃんの魔法⁉
おばあちゃんと2人暮らしになったしんちゃんはたくさんごはんを食べられるようになり、
大好きなおばあちゃんといつも一緒に遊び、お昼寝をします。
ある日おばあちゃんが買い物に出かけて1人でお留守番。
しんちゃんはおばあちゃんの帰りが待ち遠しくて障子をつんつんしてみると
〈パリッ〉と穴が!
面白くなったしんちゃんは次々とつんつんしたり、顔を突っ込んだりして夢中で遊びます。
「ただいま、しん…ちゃん?」・・・・・
障子から顔だけ覗いているしんちゃんを見ておばあちゃんは大笑い。
だけど数日後、障子を直しながらおばあちゃんは言います。
「しんちゃん、ここはもう破らないでね!」
今日もおばあちゃんはお買い物。
帰ってくると、しんちゃんが表の塀の上に座っています。
(戸締りをして出かけたのにどこから出たのかしら?)
おばあちゃんは不思議に思いながら足元にすり寄るしんちゃんを優しく撫でます。
それからというもの、おばあちゃんがどんなに戸締りをして出かけても、表の塀の上で待っているしんちゃん。
不思議なしんちゃんをおばあちゃんはいつも優しく撫でてくれます。
続く・・・
感じる心・感覚
私達はみんな何一つ知識は無くても感じる心、感覚は持って産まれてきます。
与えられた自身の感覚を澄ませ、信じ、気付き知り、そして行動を起こすことはとても大切なことだと感じます。
とはいえ…生物は互いに影響し合い引き合うので色々と難しい場合もあることもしばしば。
そんな方々の支えとなり、美と健康を超越しながら環境浄化を楽しむプロジェクト。
健やかで美しく。内側から滲みでる輝きへ・・・
【あなたの変化で環境が変わる】
*地球再生とは地球の中の全ての調和再生を意味しています*
あなたのご参加お待ちしています。